結論だけ先に言うと、ギターピックを用意してやればあとは家にあるものでバッテリーは交換可能でした
僕はずっとBrytonのRider310というサイコンを使ってきたのですが、Brytonは管理アプリの仕上がりがGarmin Connectに比べてよろしくなく、レスポンスの悪さや扱い辛さをずっと感じておりました。
そんな折、同じチームの方が「Edge520の電池が死にかけてて買い替えるか〜」という話をしていたので、試して見るには電池が死んでてもいいや、というか電池交換すれば使えるのでは?と思い買取の申し出をしたら快諾いただき数日後には小箱に入った本体だけが送られてきました。(支払いはクラフトビールのセットを発送)
交換用バッテリーはaliexpressに親切にもedge520用と明記されて交換ツールまでついたセットが1,300円ほどで売られていました。https://a.aliexpress.com/_mKTAIZR
いつもどおり販売数の多い順に並べてまともなレビューがついてるセラーから購入して2週間程で到着。
早速交換なんですが、edge520にはネジが全く見当たらないのでどうやって分解したものかと思い先人の知恵を調べてみると、【液晶パネルがハウジングに強力な両面テープでくっついているだけ】と判明。
バッテリーとセットでヘラみたいなものが同梱されていた理由がよくわかりました。
先の調査でバッテリー交換にトライした人の記録ほぼ全てに書かれていたのは
「チョットずつはがせ。焦るな」
なるほど確かにハウジングを無理やりたまわせてマイナスドライバーでもすきまにねじ込んでこじ開けようもんならたちまちハウジングか液晶パネルが割れる。
それほどに強力な両面テープが使われておる…そしてハウジングのプラスチックは薄い!
両面テープを物理的に切断するしかないのや
まずは液晶パネルとハウジングの隙間に沿ってカッターナイフを入れていきます。力を入れ過ぎるとうっかりハウジングを刻んでしまうので優しくね
全体を3周くらいしたら薄いものがなんとなく入るようになるので本格的な剥がし作業開始。
最初は耳かきのおばけみたいな同梱冶具を使ってたけど一番効果的なのはギターとかで使うピックだった。クオカードとかも有効かもしれない。
吸盤で画面を少し引き上げながら液晶パネルとハウジングの隙間にピックを差し込みんで浅い角度でジワジワ押し込んでいくと少しずつ刺さってゆく。
焦ってピックを立てないように、むしろ寝かせたまま2-3mmほど刺さったら下方向に切り進んでいく
ゆっくり絶妙な力加減で見えないテープを切るように一定の角度でピックを少しずつ動かす。
吸盤で少し液晶を持ち上げてやるようにすると気持ち進みが良い。
角は変な力か掛かりそうなので回避して、1辺ずつ処理。
4辺終わると吸盤で持ち上げるとほんのり浮くようになってくるので最後に角の裏を切ってお終い
無事オープン
液晶を外したら次は基盤を止めてるネジを外すとようやくバッテリーが登場
ここで、バッテリーと基盤がコネクタで繋がっているので外すんですが、コネクタはロックが付いてるので細い何かでロックを起こしてからそっと抜いてやります
バッテリー自体はハウジングの底に両面テープでくっついてて、バッテリーから伸びるワイヤーはハウジング底のスピーカーにハンダ付けされている。ピロリ!を鳴らしてるのはこれやったんか…
この辺から作業に集中してて写真撮ってなかったんやけど、半田付けし直すのは面倒やし丁度半田自体を切らしてたのでスピーカーから生えてる線を程よい長さで切断して剥いてバッテリーから生えてる線とネジネジして、コネクタを一度基盤につないで通電を確認
↓オリジナルバッテリーと仮組して通電した様子
通電したのでネジネジ箇所は振動で外れないよう熱収縮チューブで纏めてハウジング内部にテープで固定
バッテリーもオリジナルと同じく両面テープで底に固定
あとは逆の手順で戻していくのですが、液晶パネルを再度貼り付ける適当なテープが家に家に見当たらなかったのでとりあえずそのまま戻したらとりあえずパネルは動かないし取れなさそなのでヨシとした
雨の日はヤバいやろな…
更に中華バッテリーなので充電中やなんかのはずみで出火したらやばいな〜と思ったので最初の一週間はドキドキしつつ金属製の箱の中に閉まってたけどなんともなさそうなのでこれもヨシとする!
年末festive500のログ取りに使ったけど一日乗ってても全然バッテリー保つので交換した効果はちゃんと出ている模様。更に外で乗っても断線したりはして無いので組付けも及第点はあるみたい。
これにて完了や!
交換したバッテリーは自治体の案内に従って廃棄シマス