やってきました中華プロダクトの適当レビューコーナー
- 総評
- 概要・入手背景
- 取付・外観
- 使ってみてええトコ
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使ってみて気になったコト
今回ご紹介しますのはコチラ
信頼と安心のCXWXC製!知らんけど
総評
見た目は野暮ったくなるが冬場の冷たい風を完全にシャットアウトし、サイクリング中に手が冷えるのを防いでくれる。半面通気・透湿性が無いため、カバー内が手汗でしっとりするところは体質との相性や好みが出るが、温かさは確保できているので買ってよかったグッズだ。
概要・入手背景
通年天気の良い日は自転車通勤をしておりますので冬が本格化してきますと手がどうしてもかじかんでしまうわけで、分厚い手袋をするわけですがこれがどうにも良くない。
タッチ感が損なわれてSTIレバーの操作の操作が気持ちよくない。Di2なら気にならんて?そんな高い機材で通勤するやつがおるか!
ともあれ何か無いかと思い2021年末に見つけたのがコチラのハンドルカバー。
太古よりオバハンのチャリンコやおじいの原付きハンドルについているやつの仲間で、冷たい風が直接手に当たるのを防いでくれるのだ。
しかも本製品は中綿、防風撥水素材に縫い目にはテープ、トドメに裏側にアルミが貼られていることで熱が転写されて中がホカホカとのこと。
取付・外観
装着は上の開放部をドロップハンドルの下側からはめて、奥にある細い穴からバーエンドを出すような感じで引き上げると幅広部分にSTIがすっぽり収まるのだ。
今期はフレアハンドルに取り付けたが、普通のドロップハンドルにつけたときもレバー自体がハンドルカバーに干渉してブレーキを引きずるようなことは無い。
当たるようならハンドルカバーの位置を調整してやれば充分対応可能でしょう。
ただし、78世代のようにブレーキワイヤーが横からコンニチハしているタイプのSTIレバーだと穴開けなきゃ使えないやろな。
また、横から見た写真で一目瞭然やけど下ハンあたりは当然使えないし、ステムに近い位置にはカバーが来ないので当然恩恵はえられない。
つまりブラケットポジションのときだけ基本的に暖かくしてくれるのだ。
コックピットはこんな感じになるんやけど野暮ったさは否めない
肝心のヌクモリティなのだが、手を入れた瞬間わかる温かさ。アルミの転写熱がかなり効いているのかどんどんカバー内が温くなるのを感じる。
使ってみてええトコ
今期はまだ氷点下になっていないが、過去に使用した範囲では水たまりが完全に凍っている冷え込んだ早朝の通勤でも手元だけは抜群に温かかった。
しかも風も通さないので強風吹き荒れる冬の荒川CRを前にしても手だけは常にヌクモリティ状態。
手袋をすると暑すぎるし冬用グローブのような厚みがあるとカバー内が狭くなってしまうので素手がちょうどいいと私は思う。
ちょっと止まってスマホで道を確認したいとか、補給食を開封して口にねじ込みたいとか、素手だとパパっと作業してすぐにヌクヌクできる所はかなりイケてる。
ここまで書くとええことばっかりや〜ん。早速アフィから買います!となるんだがちょっとまって欲しい。いや、待たずに買ってから続きを読んでもらいたい。
使ってみて気になったコト
風を通さないので当然通気性は皆無。アルミラミのおかげで透湿性も無いんだろう。
手を突っ込んで走っている限りは解放部分から空気が出入りする気配がしないため、掌に汗をかき始めるとカバー内の湿気がどんどん上がってゆくのだ。
僕は手汗が多い体質で、強度を上げて身体が温まり始めるとグローブの中でシュウマイが蒸せそうなくらい高湿度になってしまう。
薄手の手袋をつけて運用してみたが、手汗の量が増えたことで手袋が濡れ、手を抜いた時いたずらに手を冷やすだけだったから素手運用が僕には正解と言えよう。
大体1時間くらいの乗車時間なので結局時々手を抜いて少し風に当てたりしたらとちょうどええ感じになってるんやけどこれでいいのか?
長時間・長距離乗る人は別の方法を考えないとかなりウェットになるかもしれん。
手の大きさにもよるかもしれないが、ブラケットの握り直しもちょっと窮屈なので最初はちょっと戸惑うかもしれない。
以上、自分の使い方的には期待以上の効果を発揮しており、冬の通勤にぴったりのグッズでしょう。
少しも寒くないわ〜(大阪弁)