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ニセコグラベル#2 日程編

2回目の今日は日程について話したいのだが、結果論から言うと前前泊と後泊を含めた3泊4日の旅程がお勧めだ!

#1はコチラ

sakimotopro.hatenablog.com

 

ニセコグラベル本番は9/4(日)だが前日9/3(土)に受付がありゼッケンや参加賞などをもらう儀式が発生する。

イベントもやっていて私とゲンは抽選でTシャツが当たった。

 

もちろん前泊入、当日帰宅でも都合はつくのだが、時間の余裕が無さすぎてせっかく来た北海道を堪能することができなくなってしまう。

Q.ただイベント走るだけでは駄目なんですか?

A.ダメです。イベント以外も楽しむ必要があります。ライド、食、風呂、観光の総合優勝を目指しましょう。

 

さて、飛行機で新千歳空港に着いたら会場というわけではなく、ニセコグラベルへ参加するためには当然ニセコまで行く必要があるのだが、北海道の距離感を本土のソレで語ってはいけないとは旅行する人は耳にタコができるほど聞いてきただろう。

初耳の人は地図で新千歳から函館のルートでも検索して驚愕してくれ。

 

ザクっとした東京近郊からの移動時間を見ていこう。

 

私の場合

家=>最寄駅0.5h

最寄駅=>羽田1.5h

手荷物預け等1h

=>自転車を預けることを考えると最低でも1時間は早く羽田到着したい。

羽田=>新千歳1.5h

新千歳でレンタカー調達0.5h

 

新千歳空港からニセコ迄の距離は約115km。

新千歳=>ニセコ 2.5h

 

本土から飛行機で行く人はレンタカーで乗り合いするのがお財布に一番優しいだろう。

ちなみに車はゆとりあるサイズにしないと膝の上に荷物やフレームが乗っかることになるからやめといたほうがいい。

我々は日産バネットバンを調達したので自転車も荷物も余裕。

バネットバン内部はさすが商用車の積載能力。余裕だぜ

 

以上を踏まえると7.5〜8時間位は必要だ。

 

移動の疲労も無視できない。

数年前まで月の半分以上を出張で日本全国飛び回っていた私の言葉を信じてくれ。

移動は疲れる。とても。

前日ドタバタ移動した疲れを残してエクストラロングというコースわからんけどきつそうなライドに臨んだ結果、不完全燃焼になるのは勿体ないでしょうよ。

本番こそ元気であるべきなのだ。

 

そして、機材。

飛行機輪行に慣れない人は組み立てたら何かトラブルが起きているなんてこともあるだろう。

チューブレスタイヤビードが落ちてたり、RDハンガーが曲がってたりスポークが折れてたり…なーんてイベント当日朝に気が付いたのでは遅いワケ。

前日に組み立てて少し乗る機会があれば異常に気が付くことができるし、自転車屋に寄ったりして何とかすることができるのである!しらんけど。

我々は前々日に自転車屋に立ち寄りエア抜けのトラブル対応、前日にライドして自転車・カメラなどの機材・気温に合わせた服装なんかを(結果的に)確認できた。

 

こんな感じで前前泊すれば実にゆとりあるスケジュールの下、完全な体調と機材で本番を迎えることができるのである!

 

そして同じく語りたいのが後泊の重要性。

ライドイベント自体は8時発=>16時のゴールが設定されているが、コースプロファイルが本番近くになるまでわからない以上何時に帰れるのか予定を立てにくい。

仮に16時に帰ってきたとしても会場のイベント見たり知人と話してるとゴール後に忽ち時間は過ぎてしまう。

ゴールの余韻にだって浸りたい。

 

すべてをぶっちぎって帰着と同時に出発しても8時間かけて帰れば24時着!翌日月曜から仕事!無理‼

大体輪行パッキングの時間が含まれていない‼

レンタカーならニセコを出発するときには輪行状態にしないといけないのよ。

 

それに新千歳空港まで自転車でガッツリ走って疲れたまま慣れない道の運転をこなすのは結構しんどいかもしれない。

グラベルライドは距離以上に体と頭が疲れるし。

そんな状態で慌てて買ったお土産で膨れた荷物と自転車を担いで移動する元気なんか残ってるはずないんや…

 

ということでイベントの余韻を楽しみつつ安全に帰る意味でも後泊があると幸せになると言える。多分、きっと、めいびー

 

以上、思い切って3泊4日以上の旅程を組むことをお勧めします。

 

ついでに言うと宿泊数を増やすと食事する回数が必然的に増えるから北海道のグルメを味わう回数も増えるというもの。

海の、山の、その他の幸、食べないわけにはいかないでしょう?

おいしい食べ物があなたを待っているのよ。