記事が前後してるけど今年もやってまいりました。皇紀2683-2684年シクロクロスシーズンの幕開きです。
例年シーズン終わってしばらくすると(あー、シクロクロスやりてー)と思うのにいざ始まるとなるとエントリーしながら(あー、シクロクロスやりたくね〜)ってなるの何なんでしょうね。なにかの病なのでしょうか。
とりあえず近場の土浦からシーズンインすることにし、持ち物をぼんやり思い出しながら準備をしていたらcxの民だけ集めたTwitter(現X)のリストに【雨】の文字が沢山…
始めた頃はどんな悪天候だろうが「そうそう、これもシクロクロス日和だね」と無邪気に泥のような汚い笑みを浮かべていたのに今はもう走る前から後片付けのことが脳を埋め尽くし、(初戦、DNSありけり)なんて思い浮かべる始末。
ぐっと堪えて思いついたものを車に投げ込んで布団に飛び込み、起きたら雨音、そして冷たい風
突発性イヤイヤ期を迎えながら「まぁ、やる気でなかったら泥まみれになってる友人共を指さして笑って帰ればいいや」とハンドル握って会場へログイン。ちなみに道中前が見えないほど降ったりしてて完全に萎えてた
会場来たらみんなちゃんと来てるし…たくさん泥人間が走ってる人いるし…忘れかけていたが"普段どこに潜んでるか知らんけど冬になると湧いて出てくるモノ好きの祭典"それがシクロクロスだ！(自分もその一人よ！)
家でイヤイヤしてる間に朝試走はとっくに終わっていたので傘をさして歩いてコース観察しつつレース中の民の苦しそうな顔からしか得られない栄養を摂取。
コースの外で飲む温かいコーヒーによく合う。
ME2は昼試走の後直ぐレースというタイムテーブルなのでアップ兼ねて試走すりゃいいやでのんびり準備。
セットアップは前後ノーマルシラク。レース後に気がついたけどフロントはローテ間違えてました。シクロクロスは初めてか？
雰囲気1.7bar。試走後に調整するまでには至らなかった…次からちゃんとやるから、な？
試走の時間になったのに寒いし気持ち上がってこないので合羽フル装備に泥除けまでつけて試走一周で終了。自分より速い友人達の後ろにコバンザメしてポイントとラインだけなんとなく抑えてコールアップへ。勿論身体はそんなに温まっていない。寒い。
どこに並んで良いのか何も考えないで真ん中の真ん中に並んでたら時差スタートのジュニアがめちゃくちゃ速いらしいという話が聞こえてくる。
脳裏によぎる若いTopが中年lap、残念オジサンまた来て惨敗...yo...
スタートです。
陸上トラックスタートなので終わったあとの掃除が大変。
いきなりコース幅が広がってみんな思い思いのラインを取るが私は(え？広がるの？)と驚き踏み遅れてｽﾞﾌﾞﾘｽﾞﾌﾞﾘ…舗装路も活きのいい若人からオジサマたちに抜かされてゆく。
どちらにせよ前半はガチャガチャ回避と今のフィットネスでレースできるか確認、不慣れな新しいバイクの感度を知る等など気にすること満載のため我慢。抑えめに走る。焦らない。
なるべく芝が残ってるライン、掘りきれて沈まない轍をひたすらトレースすることに集中。
ヒヤっとしたやつ Photo by @necoten
始まってしまえば終わるまで泥も雨もあんまり気にならなかったのは前半慌てずに集中して入れたのは良かっただろう。
今回の土浦、コース自体はとてもイージーだが、ぬかるんでるステップでガンゴンと財布が泣く音を奏でる人や、ドロップオフの下で泥の華を散らしてる人がいるので参加しないよう慎重に処理。
焦らない慌てない物を壊さない無理しない。
４ない活動。
2周目終わり、人がバラけた頃に心身ともに暖気が終わったので追走開始。
人口密度が下がったのでドロップオフの下に人が転がっていたのを除きガチャつくこともなく毎周回同じように走りジワリジワリと追い上げてそのまま終劇。後2周くらい欲しかったな
撮って出し手抜き動画
youtu.be
終わった途端水をたっぷり吸った1,000円のサイクルベースあさひジャージが肌に張り付き凄まじいスピードで体温を奪ってゆく...
ステーションワゴンに飛び込み低い天井のトランクでヨガも顔負けの角度で身体を折り曲げ汚物を身体から引き剥がしゴミ袋へ(スタッフが後できちんと洗いました)
暖かいカッコになったらME1を観戦。適当にゲンの写真を撮りつつ、たつーみ君がぶっちぎりなのを確認して強すぎワロタと唱え帰宅。
総評
雨の開幕戦をイヤイヤ期に負けずスタートし怪我をしなかったことにより、グリフィンドールに百点。
レース展開はそつなくこなせたようにも思えたが、無理しなさすぎた。もっと頑張れ。
試走をサボった代償は大きく抜きどころで使うラインに迷いここ一番でハズレラインを引いてアタックのムダ打ち。
あと、タイヤローテは確認しましょう。
よーし、オジサン今年もシクロクロスやっちゃうぞ〜
余談
